ここではEC2のインスタンスをAWS Management Consoleを利用して構成する方法について説明します。
まず、Managment ConsoleにログインしてEC2 Dashboadを開き画面中央にある「Launch Instance」ボタンをクリックします。
インスタンスの構成に利用するウィザードの選択画面が表示されます。
選択可能なウィザードは以下の通りです。
- Classic Wizard
- 基本となるウィザード
- Quick Launch Wizard
- デフォルトのコンフィグレーションを利用し可能な限り素早くインスタンスを立ち上げる。
- AWS Marketplace
- オンライン・ストアであるAWS Marketplace上で公開されているAMIを購入して、AWS上で動作させる。
「Classic Wizard」以外はAMIにある種制約を導入し素早く目的にあったインスタンスを構成するためのものなので検証目的で基本的に自分で構成をしたいので「Classic Wizard」を選択します。
ベースとなるAMIを選択します。
最近追加(?)されたRedHatのAMIを利用します。
(なお、無料で利用可能なAMIはスターがついているもののみです。)
インスタンスのタイプを選択します。
無料枠では「T1 Micro」のみ選択可能です。
「Launch Instances」の「Launch into」では利用するサブネットを選択します。
VPCを利用しているとVPCのサブネットを利用するか選択できるみたいです。
インスタンスの詳細な設定を行います。
各項目の内容を下記の通りです。
- Kernel ID:要確認!
- RAM Disk ID:
- Monitoring:サーバ監視オプションであるCloudWatchを利用する際はチェックを付けます。
- User Data:要確認!
- Termination Protection:終了を抑止するオプションです。
- Shutdown Behavior:[重要]OSを停止した際のインスタンスの振る舞いを設定します。
- Stop:インスタンスを停止する。ただし、再起動可能です。
- Terminate:インスタンス停止後に削除されます。
- IAM Role:要確認!
- Tenancy:要確認!
- Number of Network Interfaces:ネットワークインタフェースの数を指定します。
ディスクを構成します。
ここでは「Root」「EBS」「Instance Store」の各Volumeの構成を行えますが、とりあえずデフォルトのままで。
作成するインスタンスに対してタグを設定します。タグはインスタンスを識別するための文字通りタグです。1つのインスタンスに対して10個まで設定できるようです。複数のインスタンスに対して同じタグをつけることでグルーピングすることもできるようです。
どう使っていいかまだよくわかっていないのでとりあえず適当に。
※上記タグの件、デフォルトで表示されている「Name」というタグですが、必須として設定した方がよさそうです。設定しておかないとEC2 DashboardのINSTANCESでリスト表示される該当インスタンスのNameがemptyになってしまうようです。
SSHでインスタンスにアクセスするのに利用する秘密鍵を作成します。
タブで「Create a new Key Pair」を選択して、名前を適当に設定して
「Create & Download your Key Pair」をクリックし鍵をダウンロードします。
(なお、作成されるインスタンスへの公開鍵の設定は自動で行われるようです。)
画面キャプチャ取り忘れた(> <)
とりあえずSSHがつながればいいのでデフォルトのままで。
最後です。
構成を確認して完了です。
エラーが出ていないか確認し、クローズします。