インセプションデッキとは?
アジャイルなプロジェクトで方向付けを行うためのツールです。
アジャイルについて学ぶ際にSCRUM BOOT CAMP THE BOOKやアジャイルサムライ-達人開発者への道で存在を知りました。
詳細はこれらの書籍で確認していただくよろしいかと。また、アジャイルサムライの著者であるジョナサン氏のブログでもインセプションデッキに関する記事を読むことができます。
10個の質問
10個の質問とは、インセプションデッキ主要な構成物です。
これら10個の質問に答えていく過程でプロジェクトの方向付けを進めていくという仕掛けです。
- 我われはなぜここにいるのか(Why1)
- エレベーターピッチを作る(Why2)
- パッケージデザインを作る(Why3)
- やらないことリストを作る(Why4)
- 「ご近所さん」を探せ(Why5)
- 解決案を描く(How1)
- 夜も眠れなくなるような問題は何だろう(How2)
- 期間を見極める(How3)
- 何を諦めるのかをはっきりさせる(How4)
- 何がどれだけ必要なのか(How5)
テンプレート
インセプションデッキのアウトプットはプロジェクトのライフサイクルにおいて最も重要な事柄を示します。従ってプロジェクトが終結するまでチームメンバーの全員がこれを常に念頭において活動する必要があります。
そこでアウトプットを形として残すため一般的には10個の質問と質問への回答をPPTにし壁やホワイトボードに張り付けるなんてことをやります。PPTは当然自分で1から作る必要なんてなくテンプレートなるものが以下で公開されてるのでこれらを使ってインセプションデッキをやればよいわけです。
これらのテンプレートは初期の導入を少したすけてくれるツールです。また、インセプションデッキ自体もツールです。ツールである以上パーソナライズ、あるいは、カスタマイズし自分なりにうまく利用する方法を見つける必要があります。
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